スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)
出演 : ジョニー・デップ
出演 : ヘレナ・ボナム=カーター
出演 : アラン・リックマン
出演 : ティモシー・スポール
出演 : サシャ・バロン・コーエン
監督 : ティム・バートン
ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD
Color
リージョン 2
売り上げランキング DVD / ビデオカテゴリ中 4511位
オススメ度:
DVD (2008-06-11)
定価¥ 3,980(税込)
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ティム・バートン監督×ジョニー・デップの6度目となる顔合わせは、傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。19世紀のロンドンで、床屋がカミソリで客を殺し、階下の女主人が死体を材料にミートパイを作って売る。ショッキングな物語で、オリジナルの舞台版でも大量の血が流れる異色の作品だ。バートンは、オリジナルの精神に忠実に料理したと言っていい。モノクロのようなダークな映像に、人工的な鮮やかな真紅色の血が流れては、飛び散る。あくまでも「作りもの」の様式美に、パックリ割れる傷口で映像ならではの残虐性を加味。バートンらしい、リアルさとケレン味のミックスした世界にどっぷり浸らせてくれる。
本格的な歌は初挑戦だというジョニーは、自らの魅力的な声質を存分に生かし、オリジナルの複雑なメロディを見事にこなしている。その他、アラン・リックマンの嫌らしいまでの悪役ぶりや、サシャ・バロン・コーエンの名人芸的な道化演技など、全キャストがすばらしい。映像と演技によって、この映画版は、もはやミュージカルというジャンルでは括れない怪作に仕上がったが、登場人物の複雑な愛憎ドラマにはしっかりと焦点を当て、行き着く先のラストシーンは、愛の終幕として完璧な図となっている。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
色合いの美しい映像美と狂気に身を染めた登場人物に相応しい最後
ジョニー・デップが歌うのは意外ですが、
狂気の様を演出するには、ピッタリだったかも知れません。
ただ、それでもトッドが連続殺人に至る心境の描写が足りないように思います。
# 自暴自棄になった?
猫の肉を出すというライバル店の存在が素晴しい。
手を下すその時まで、すっかり騙されました。
ジョアナとアンソニーの最後が描かれない点は
わかりきった内容で、最後を薄めずによかったと思う。
ジョニーデップとティムバートンの名コンビの作品なので、
安心して見れる暗いお話でした。
つい苦笑い
ストーリーの完成度はともかく、ブロードウェイ・ミュージカルにふさわしからぬ
趣味の悪さ(苦笑)。まるでバートン監督のために存在したような題材ですね。
この監督の趣向は、私が初めて観た『バットマン・リターンズ』の頃から
全く変わらないんだなぁ〜と感心しました。
歪んだ復習と愛情に溺れた男女の悲惨な物語りではあるが、ドぎついシーンでも
隙あらばとばかりコミカルな演出を繰り出すのにも、苦笑いしてしまいました。
ラストのどんでん返しは予想がつきましたが、これはこれでいい。
…というか、もうどうにでもしてくれ!って感じ。
監督は充分楽しんで撮影を終えて満足だろうし、興行的な失敗でもないかぎり
他人の評価なんていちいち気にしちゃいないでしょう。
せめて、若者と娘の駆け落ちシーンで、暗いモノトーンの世界から
ほのかなカラーの世界へと旅出って行く感じのエンドロールにすれば、
私ももう少し救われた気分で観終わることができたんだけどなぁ…。
切り裂くジョニー
見た感想としてはこういうのもありかなって思いました 意外と面白かったです
ただ過激な描写が沢山出てくるのでチョコレート工場みたいなものを期待したら大変なことに
なります全然違うからねこれ ちなみに家の姉はのけぞってました でも物語としては面白い
しおとぎ話みたいな感じで楽しめます 歌の方は最初は違和感ありましたが ジョニーデップ
の歌唱力はなかなかの物で、音楽も良いです 復讐する狂気的な男も見事に演じ切れています。
ラストのどんでん返しも「ええっ」って感じで驚きでした。
良い作品です
簡単に言えば復讐劇。舞台はロンドン、フリート街。
結論から言えば、不運に不運が重なっただけのこと。今では倫理的にあーだこーだ言ってることだって、何でもまかり通る時代なんだと思う。生きるためには何だってする。そんな時代の話です。
そして、色恋は時に、人を少し間違った方向に行動させてしまう。
今回の場合は、復讐の念が狂気に変わってしまう。 人は一線を越えたら、ここまで落ちてしまうんだなぁ…と感じた。心ってのは、1番扱いが難しいね。
変貌した男を慕う女がいるんだけど、現実的な人のはずなのに、男のことを思うとどこか夢見がちで、(夢見がちだからこそ?)その姿がすごく切ないです。良い言葉で表せば、「内助」というべきかもしれないけれど。
しかし総合的に言えば、俳優、演技、音楽、ストーリー、全て良かった!!!
もう少し話を展開させても良かったかな・・・?と思ったけど。
ちなみに、私は子供がパイ屋の女主人に「あなたは私が守ってあげる」と歌っていた時に思わずうるっとしてしまいました。こんなに小さい子にも、また同等に人を思いやる心があるんだなぁと。
子供は純粋無垢で、善悪の判別がついていたんだね。 あの時に女主人が冷静な心を取り戻していたら、あんな結末にはならなかったかもなぁ・・・。
「人を恨むこと」って、あってはならない悪いことだと個人的には思う。たとえ、どんなに酷いことをされたとしても。人を呪わば穴2つ、ですよ。そんなことを考えさせられる映画でした。
結局最後はすべてが美しくも紅い血の色に染まる。
†ティムバートン映画の中でもこれは最高傑作だと思う。
色や画面構成、音楽、そして対比、
すべての要素の完成度が高く、それぞれが調和しあい、
最後には 血 というキーワードの元に終結する。
流れる血が、一度は分岐し、また一つの流れに行き着くように。
†「対比」
さまざまな対比を発見できる。
黒い闇と紅い血
夢とうつつ
狂気と歓喜
生と死
屈折した愛と真っ直ぐな愛
未来と過去
上と下
外と中
・・・
初めは調和していたかのように見えた対比も、
物語がすすむにつれて、次第に、浮き彫りになっていく
生じたズレは止まらずに、酷さを増し、 血 に行き着くことで合流する。
これだけの対比をここまでコンパクトに、しかも美しく盛り込むティムバートンはやはり天才だ。
†狂気と耽美は裏表だ。
狂おしさの中には美しさがあり、その逆もまた然り。
†禁断美がちりばめられた世界
殺した女の娘を囲い、めとろうとする判事
殺人鬼を愛してしまう女
身分違いの向こう見ずな恋
仮面舞踏会の嘘
外に焦がれ鳴く鳥は、鳥かごの中以外では生きられない
†狂気ばかりではない
その影には純愛が静かに息を潜めている
だが踏みにじられた愛は、踏みにじられるが故に屈折し、
その愛が死を招き紅い血を流させる
この矛盾こそが妖艶な耽美を編んでいる。
これは 夢 と うつつ と 狂喜 が混じりあい
鮮やかな血の色をつくる
耽美な世界の哀しい物語
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