ホロヴィッツ・イン・ハンブルク ラスト・コンサート
演奏 : ホロヴィッツ(ヴラディーミル)
作曲 : シューマン
作曲 : ショパン
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
CD
Limited Edition
売り上げランキング クラシックカテゴリ中 96565位
オススメ度:
Music (2008-05-07)
定価¥ 2,800(税込)
価格:¥ 2,661(税込) 5%OFF
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DISC 1
01. ロンド ニ長調 K.485
02. ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333(315c) 第1楽章: Allegro
03. ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333(315c) 第2楽章: Andante Cantabile
04. ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333(315c) 第3楽章: Allegretto grazioso
05. 《ウィーンの夜会》から ワルツ・カプリース 第6番 イ短調
06. 子供の情景 作品15 第1曲: 見知らぬ国より
07. 子供の情景 作品15 第2曲: 珍しいお話
08. 子供の情景 作品15 第3曲: 鬼ごっこ
09. 子供の情景 作品15 第4曲: おねだり
10. 子供の情景 作品15 第5曲: 満足
11. 子供の情景 作品15 第6曲: 大事件
12. 子供の情景 作品15 第7曲: トロイメライ(夢)
13. 子供の情景 作品15 第8曲: 炉ばたで
14. 子供の情景 作品15 第9曲: 木馬の騎手
15. 子供の情景 作品15 第10曲: むきになって
16. 子供の情景 作品15 第11曲: おどかし
17. 子供の情景 作品15 第12曲: 子供は眠る
18. 子供の情景 作品15 第13曲: 詩人は語る
19. マズルカ 第25番 ロ短調 作品33の4
20. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 《英雄》
21. 楽興の時 D780から 第3曲: ヘ短調 (アンコール)
22. 火花(性格的小品 作品36から第6曲) (アンコール)
カスタマーレビュー
語りかける音楽
このコンサートは、文字通りホロヴィッツの演奏生活最後のコンサートとなった訳だが、
ホロヴィッツは最晩年にパリで復帰してからの、一種の到達点を示すような演奏に感じられた。
前年のモスクワやこの直前に行われたウィーンのリサイタルも素晴らしかったが、
さらに純度の高い音楽がこの演奏から聴こえ、
彼の心の奥深くから純粋に音楽を奏でているのが窺える。
このプログラムは小品が中心で、殆どの曲がmf以下で弾かれている印象を受けるが、
あまりにも多彩な色彩感なので、聴いていて少しも飽きることなく、
いつまでも浸っていたい、そんな気分にさせられる。
特に、モーツァルトにおけるカンタービレや軽やかさ、シューマンにおける気分の微妙な移ろいが、
最晩年の彼における親しみ語りかけるような音楽表現と絶妙に結びついており、
この上なく魅力的な音楽となっている。
一方、シューベルト=リストのウィーンの夜会、ショパンの英雄ポロネーズ、
モシュコフスキの火花等は、このときの彼ならではの繊細さや温かさに加え、
聴衆を楽しませるエンターテイナーとしての彼の特質が存分に活かされた、
これまた素晴らしい演奏である。
「一番大切なことは、ピアノを打楽器から歌う楽器に変身させること・・・・・・
そして、歌のトーンは陰影と色彩とコントラストからつくられている。
中でも鍵をにぎっているのがコントラストだ。」
この言葉は、彼の発言の中でも最も有名なものだ。
そして、この言葉の真髄がはっきり聴き取れる演奏の一つが、
このコンサートの演奏であると思う。
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