ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番
演奏 : ラフマニノフ(セルゲイ)
作曲 : ラフマニノフ
指揮 : ストコフスキー(レオポルド)
BMG JAPAN
CD
売り上げランキング クラシックカテゴリ中 2862位
オススメ度:
Music (2007-11-07)
定価¥ 1,680(税込)
価格:¥ 1,456(税込) 13%OFF
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DISC 1
01. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 I.Moderato;Allegro
02. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 II.Adagio sostenuto
03. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 III.Allegro scherzando
04. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 I.Allegro ma non tanto
05. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 II.Intermezzo:Adagio
06. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 III.Finale:Alla breve
カスタマーレビュー
ラフマニノフピアノ協奏曲
作曲者本人演奏の非常に貴重な音源、ですがやはり音質の悪さは目立ちます。
そして演奏ですがとにかく技術はすごい。あの超難曲をあのスピードで引ききるのはまさに神業
あくまで個人的な意見ですが速いかわりに音が軽く、そして表情がない。盛り上がるとこで盛り上がらないので少し消化不良。
しかしながら作曲家の意志は絶対であり貴重な音源には違いなく一つのコレクションとしてお勧めします。
一言でいうと”Cooool!”
最初に書くが、1〜3番はこのラフマニノフの演奏が「完璧」だと思う。
初めてこの演奏を聴いたとき、「私の求めていたものはこれだ!」とわかった。
これ以上ないくらい甘ったるいメロディのはずの曲が、自己陶酔のかけらもなく、
クールに、しかし情熱をもって演奏される。
テクニックを見せつけるようでいて自分を客観視しようとしているのが感じられるような
作曲家兼演奏家の類を見ない芸術がここにある。
特に2番と言えば、アシュケナージのロマンティックな演奏やリヒテルのおどろおどろしい
までの演奏が、一般の聴衆がこの曲に持っているイメージに一番近いのではないかと思う。
後世のピアニスト達がとことんロマンティクな演奏をしたことによって、
この曲の評価が高まったことについては否定しない。
しかし、本来ラフマニノフが作った曲は、彼自身の演奏によって表現されている。
これだけ甘いメロディを、いともあっさりと、さらっと弾き流してしまう。
思わず「Cool!」と言いたくなるような演奏。
かつてミケランジェリは「完璧な1〜3番はラフマニノフ自身が残している」と言って
4番のみ録音したそうだが、確かに4番以外はラフマニノフが演奏したこの盤が
「これ以外にない」完璧な演奏だと思う。
(4番だけはミケランジェリに軍配が上がるだろう。)
好みは人それぞれだが、ラフマニノフ=甘ったるい曲、というイメージで好きになれない人や
「何か違うんだよな〜」という違和感を抱いている人は、ぜひ一度聴いてみてほしい。
私はリヒテルも好きで、気分で聞き分けている。
最初に「完璧」と書きましたが、もちろん「完璧」以外の演奏はたくさんあります。
念のため。
自分の好きな演奏を
かつてリストがピアノの名手だったという話は残っているが、実際の演奏を聴いた人はこの世にはいない。しかしラフマニノフの時代になると、このCDのように録音が残っているため現代の人も聴くことができる。
録音の質は悪いが、やはりラフマニノフはうまい。しかし現代には作曲者よりも美しく情熱的に弾く演奏家が出てきているのは確かである。必ずしもラフマニノフの演奏を正とするのではなく、自分の好きな演奏を見つけていけばよいのではないだろうか。
初めて聴くにはお勧めできません。
古今のピアノ協奏曲の中では、恐らく最も愛されているピアノ協奏曲といえる、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
この曲の前に作曲した交響曲第1番を酷評され、欝に陥ったラフマニノフは、精神科医ダール博士の、「次に作る曲は必ず成功する」との言葉に慰められながら、この曲を作曲し、大成功を収めたそうです。後に、アマチュア演奏家でもあったダール博士がある大学のヴィオラ奏者としてこの曲を演奏した後、聴衆は独奏者と指揮者だけでなく、博士の起立を求めて、割れんばかりの拍手を送ったというエピソードが伝えられています。
「あなたのおかげでこんな素晴らしい曲ができたんだ!」こんな聴衆の言葉が聞こえてきそうで、そんなことを思いながらこの曲を聴いていると、自然と涙が出てきます。
作曲者であるラフマニノフ自身による貴重な自作自演。私は旧版しか持っておらず、この新しい版を聴いたわけではないので、音質についてはわかりませんが、元がレコードなので、音質には期待できないと思われます。
演奏それ自体も、テンポが速くあっさりとしていて、冷たい印象を受けます。手の力は並外れていることは一度聴けばわかります。作曲者自身の演奏に対して言う言葉ではないですし、失礼かもしれませんが、スタンダードな演奏ではありません。初めて聴く曲は、最初に聴いた録音でその曲のイメージが出来てしまいます。そういう意味で、この曲を初めて聴く方にはお勧めできません。
アシュケナージのものはこの曲のCDとしては定評がありますし、しばらく絶版になっていましたが、ジルベルシュテインの演奏によるCDが、2008年1月23日に再発売されますので、初めてこの曲を聴く方には、このどちらかをお勧めします。
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