
NHKスペシャル「映像の世紀」に関する、2枚目のオリジナル・サウンドトラック盤である。さまざまな編成によるテーマ曲「パリは燃えているか」の7つのヴァージョンがアルバムの柱となり、番組中で使用されたが前作には入れられなかったほかの楽曲がその脇をかためる。悲しみをたたえたテーマ曲が、楽器の選び方、組み合わせ方でどのように違った表情を見せるのか。そのあたりが今回の聴きどころだ。
オーケストラ版は荘重さに特徴がある。ピアノ3重奏版からはしみじみとした感情がにじみ出てくる。そのほかブラス・アンサンブル版、ジャズ・コンボ版などが作られているが、注目はオルガン・ソロ版だ。歌謡曲的と言ったらいいのかカンツォーネ的と言ったらいいのか、布施明が歌ったら似合いそうな雰囲気を漂わせ、ドラマチックにメロディーが歌い上げられる。また、ピアノ・ソロ版のせつなさも心に残る。どこか陰のある寂しげな音楽がアルバム全体の基調だが、その中における色調の変化の幅は大きい。(松本泰樹)
DISC 1
01. パリは燃えているか(オープニング・テーマ) / 加古隆
02. 時の刻印II / 加古隆
03. 大いなるもの東方よりII / 加古隆
04. パリは燃えているか(ピアノ・トリオ・ヴァージョン) / 加古隆
05. 最後の海戦 / 加古隆
06. 森は失われた / 加古隆
07. パリは燃えているか(オルガン・ヴァージョン) / 加古隆
08. ワン・ワールド / 加古隆
09. 狂気の影 / 加古隆
10. パリは燃えているか(オーケストラ・ショート・ヴァージョン) / 加古隆
11. シネマトグラフIII / 加古隆
12. 最後の海戦II / 加古隆
13. パリは燃えているか(ブラス・ヴァージョン) / 加古隆
14. 未来世紀 / 加古隆
15. ザ・サード・ワールドII / 加古隆
16. パリは燃えているか(ジャズ・ヴァージョン) / 加古隆
17. 時の刻印III / 加古隆
18. 睡蓮のアトリエII / 加古隆
19. パリは燃えているか(ピアノ・ソロ・ヴァージョン) / 加古隆
カスタマーレビュー
重量級の出来
パリは燃えているか
迫力・重量感があります。
パリは燃えているかが好きであれば必見の逸品
やはり素晴らしいのは、色々な楽器で再現された7種類のバージョンがあるパリは燃えているか。オリジナルも素晴らしいですが楽器別に聴き比べできて楽しいですよ。
また最後の海戦2も同じ様にオリジナルの最後の海戦から演奏楽器が変わっているので聴き比べが出来ます。
完全版と映像の世紀サントラ通常版の両方あれば番組中のシーンを思い浮かべながら昔に思いを馳せることが出来ます。
パリは燃えているかに感動した方なら必見です。
よかった
パリは燃えているか、のアレンジがたくさん聞けて、
よかった。世界大恐慌あたりなどで流れたジャズアレンジの
パリは~をきちんと聞きたくて買ったが、リテイク?なのか完全に同じかどうかは私にはわからなかったが、
求めていた雰囲気はそのままだったので大満足。
ほかの曲もよいです。大いなるもの~のアレンジが重くてよい。
映像が浮かびます。
このCDを聞くと今でも番組のシーンが頭をよぎり、興奮とも冷静とも言えない独特な雰囲気に包まれます。
何か気持ちを奮い立たせたい時は毎回聞いています。
前作とは別テイク
本作に収録されたテイクはすべて前作「映像の世紀」に収録されたテイクとは別テイク。アルバムタイトルにある「完全版」とは前作と合わせて完全となる、という意味であろう。
- > > > >
- > > > >
- > > > >
- > > > >
- > > >
- > > > >
- > > > >
- >