DISC 1
01. ホエン・サマー・リターンズ
02. メイビー・イッツ・オール・ア・ドリーム
03. ヴォイド・イフ・アザーワイズ・アンノウン
04. 午前3:33分の啓示
05. ドリーム・ウェイヴ・タペストリー(オブ・スターズ)
06. ポエム・フォー・ウォーラス
07. シュガー・メープル
08. レディオ・マジック・スタティック
09. ドリーミング・オブ・ユー
10. ブリスフル・トリップ
11. ヴァーサス
12. グレイズ
13. ロング・ロスト
14. ジョイ・オブ・ペインティング
15. ソニック・サーファー2009
16. シルバー・ライニング・アンダー・ウォーター
17. シー・ニーズ・スペース(アンド・タイム)
18. ソング・アバウト・フローティング・ダウン・ザ・リヴァー
19. フィール・ユア・デザイア
20. プラスティック・フィッシュ
カスタマーレビュー
即興詩の風情
FeltとかDurutti Columnなどのいわゆるネオアコ系、またはノスタルジックなLouis Philippeあたりかと思うが、それも一瞬。古い人間のせいか、Syd Barrettやドイツの自然回帰派エレクトリックポップ(ある時期のクラスターやローデリウス)まで思い出してしまった。また、昔Enoの作品だったかを「音の俳句」と評した人がいたように記憶しているが、Orange Cake Mixを聴くとまさに音の即興詩。多重録音でもありどの曲もそれなりに作り込んでいて、いわゆるインプロゼーションではないのだが、なぜか強い即興性を感じてしまう。ある瞬間の感覚や印象をほのかにゆらめくホログラムの映像のように抽出する儚げな手触りがたまらない。いろいろなアーチストの名前を列挙してしまったが、オリジナリティーがないという意味ではない。私にとっては、気分や意識の流れを変えたいときに聴きたくなる作品のひとつ。もちろん、ここに名前を挙げたアーティストが好きだという方にもおすすめする。
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