
1963年に「こどものとも」誌上で発表されて以来、日本だけでなく世界各国で愛され続けるふたごの野ネズミ「ぐり」と「ぐら」のお話。
ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら
歌いながら森へでかけたぐりとぐら。大きなたまごを発見し「あさから ばんまで たべても、まだ のこるぐらいの おおきい かすてら」を焼くことにした。甘いにおいにつられて、森の動物たちが次々と集まってくる。「けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするから まっていて」。さあ、できあがり。おなべのふたをとると、ふんわり黄色いかすてらが顔を出す。
たまごが大きすぎて運べないなら、この場で作ろう。たまごのカラが残ったら、自動車を作って乗って帰ろう。次々と楽しいことを思いつき、軽やかに実行してみせるふたり。「(ぐりとぐらに)苦手なものはあるの?」という読者からの質問に、著者の中川李枝子は「失敗しても、間違っていても平気。やりなおせばいいもの」(『ぼくらのなまえはぐりとぐら 絵本「ぐりとぐら」のすべて』より)と答えている。ぐりとぐらの、この大らかな性格が、読み手の気持ちをやわらかくほぐしてくれる。
そして、誰もが夢中になるのはなんといってもあの「かすてら」。どれだけ時がたっても、甘い、幸せな記憶としてほかほかと胸に残る。
「ぐりとぐら」は、本書以降シリーズ化されており、クリスマスや海水浴など、いろいろな場面でのふたりの活躍を見ることができる。(門倉紫麻)
カスタマーレビュー
懐かしい
小さい頃読みました!
いつの世代になっても、大事にしたいお話ですよね。
なにより、ほんわかした絵がとても好きです、
永遠のロングセラー
娘を妊娠中だった時に、絵本コーナーで再会し
なつかしくてたまらなくなり購入しました。
最後のカステラを食べるシーンは、大人になってから見ても本当においしそう。
みんなで仲良く分け合って食べているのが本当に楽しそうで、
心があったかくなります。
娘もこの絵本が大好きで、かすてら、という言葉には
なんだか魔法のような響きがあるような気がします。
愛され続ける絵本
21ヶ月になる娘に、ちと早すぎるかな?と思いながら、懐かしさに負けて自分のために買ってしまったようなものなのですが・・・。
もう、娘は釘づけ! 毎朝、毎晩読まされています。やはり1-2歳向けのものに比べて文字も多いですし、内容も濃いので、長いアテンションスパンが必要のようで、その時の気分によって、話を読むというよリ、絵を眺めるというよな時も多いのですが、森の動物たちを共有できる時間を、本当に楽しんでいるようです。
料理をすることに、少し興味を持ち始めている娘は、2匹と一緒に、卵を割ったり、ボールの中身をかき混ぜたりと大忙し。
また、色々な動物が出てくるので、動物の名前を覚えるのに興味を持ち出す年頃にも丁度良いと思います。
母に読んでもらった記憶を懐かしく思い出しながら、娘と同じ本を読み聞かせるのは、最高に贅沢な時間ですよね。
ほんわかした雰囲気が素敵な定番絵本
誰もが知っているぐりとぐら。
「 ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら 」
冒頭の2人のセリフがとても印象的。
お料理する事と食べることが大好きな2人。
ぐりとぐらが作るお料理はとっても美味しそうですよね。
このお話で作るのは、”カステラ”です
森の中で見つけた大きな卵で作ったカステラはふんわりと大きく、おもわず食べたぁい!と声がでちゃいます。
最後に、大きなカステラを作り終わった たまごのから を自動車にしてお家に帰るシーンもなんだか可愛らしいです。
やっぱり何回見ても2人の作る大きなカステラはふんわり美味しそうですね。
↓レシピ&ハンドメイド本もあります。
『絵本の中のおいしいスープ』
『絵本からうまれたおいしいレシピ1』
『絵本からうまれたおいしいレシピ』
『いっしょにつくろう』
『絵本の中のかわいい雑貨』
最後の動物たちに分け与えるシーンをもう一度思い出してほしい
1963年。月刊絵本「こどものとも」第九十三号に登場した「ぐりとぐら」。ふんわり黄色いカステラ、まわりにあつまる動物たち。この本の感動はいったいなんだろうと思い出します。
今思うと、カステラを作るときのワクワク感は「科学の芽」のような気がします。私は小麦粉や牛乳、卵を混ぜるとカステラという別のものになるということがわかったときに面白いと感じました。
しかし、感動の要素はそれだけではなく、カステラのおいしそうなこと、暖かく柔らかそうで、そこにはやさしさがあふれていたと思います。そして、最後の動物たちに分け与えるシーンはなんだか今思い出すと平等でヒューマニズムがあふれている作品なんだと評価できます。
幼稚園や保育園の子供同士の世界はいろんな子がいるわけで、あいつは「ライオン」、こいつは・・「へび?」みたいな世界です。しかし、最後にはみんな平等に分け与える・・・っていいですよね。人間ってこうでなくちゃって、思います。
本作品は20世紀の科学戦争や差別のさまざまな反省から生まれたヒューマニズムの思想に照らして考えることができるかもしれません。翻ってみて、昨今の世相は世知辛く、機会の平等だけを考えて、子供を競争させ、自己責任を押し付けることばかりです。子供のころ読んだ人は誰もが最後の動物たちに分け与えるシーンをもう一度思い出してほしいなと思います。
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