3歳で、ぼくは路上に捨てられた
翻訳 : 橘 明美
ソフトバンククリエイティブ
単行本
売り上げランキング 書籍カテゴリ中 118539位
オススメ度:
Book (2005-10-26)
価格:¥ 1,575(税込)
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カスタマーレビュー
ねじれたブドウの木
美しい本。この本を書いた人の心が切実に真摯に伝わるいい日本語です。「誰にでも、たとえねじれていても、その人なりの、”かけがえなのなさ’がある。肝心なのはまっ直ぐかねじれているかじゃなくて、自分にはいい樹液がある、立派な実ができると信じられるかどうかだ。だから、そう信じさせてくれるいい栽培家に出会うことが大切だ。」フランスのワインやシャンパンは曲がったブドウの木の実から造られます。太陽の日差しを浴びて、丘に植わった、まるで老人の腕か節くれだった指のようなブドウの木。それはニンゲンそのものだ。こういう発想はキリスト教が浸透しているヨーロッパでは実に心に響く言葉なのではないかと思います。我々は神様に、そして教会につながるブドウの枝の先になる実なのである。問題はその実にいい果汁が詰まっていると自分を信じて生きることなんだ。
虐待された幼い子供が成人して良い環境に恵まれ、人に愛され人を愛することを知って初めて自分を取り戻し、親を許せるようになる。こういう人生の経過は大なり小なり誰にでもあることです。しかしこの著者にように激烈な体験をした人はその傷の大きさの力と治癒力で、他の人の傷も癒せるようになる。この本の力はこうした心に傷を持つ人を、深く慰め勇気づける正に心のために正しく調剤されたサプリの性能効力です。
最も深く傷つけられた者が最も優しくなれる。心の貧しいものは幸いである。天国は彼らのものである。悲しむ者は幸いである。彼らは慰めをえるであろう。聖書の言葉があなたの心に響き渡ります。
すべての人に読んでもらいたい
こんなに泣きながら本を読んだのは初めてかもしれない。。。
ティムの書き下ろした本書は、本人の語りそのまま気持ちが伝わってくる。
読んでいて、悔しいやら悲しいやらその子が追った痛みがとてもつらくどうしようもない。
しかし、ティムは強く生きていく。
最後には、ティムは過酷な運命を背負ってまでも生まれてくる宿命みたいなのを感じる。
おそらく誰しもティム同様、育った環境・生い立ちは違うものの生まれてきた意味があるのだ。
ここまで、小さい頃から心身に共に傷つけられても、いろんな事を吸収しダメなものは排除し、
意味ある人生にしていくティムの生き方は心打たれます。
悩みを抱えてる方、道に迷っている方、もちろんいろんな方に読んでもらいたい1冊です。
生きるのが辛い人に
人生は人の数だけあるもので、本人には選べない環境や状況を「運命」とあきらめ、生きる希望を失くす人も多いと思う。
人にはそれぞれの辛い状況があるので、この本を読んでも「自分の苦しみとは種類が違う」ということはあるでしょうが、それでも著者の人生を思うとき「もうちょっ頑張ってみようか」という気持ちになれるのではないでしょうか・・・
著者の現在にとても救われ、感心させられます。
真実の愛にたどりつくまで
題名にひかれて読んでみました。子供の頃に受けた壮絶な虐待から始まり、重すぎるテーマで途中で読みたくなくなるかも、と思っていたのに反し、意外にも著者の性格やものの捕えかたからくるのか、カラッと書かれているのです。人生とは、真実の愛とは?と誰もが人生の途上で問いかける事柄だと思います。それを並外れた生きざまからティムが得ていくことで訴えてきました。生きることの意味、愛なくして人は生きていくことができないことを教えてくれる1冊です。
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