ファーストポジションで弾ける 今日からあなたもヴァイオリニスト CD付 寺嶋陸也が奏でる極上の名ピアノ伴奏CD
編集 : 寺嶋 陸也
全音楽譜出版社
楽譜
売り上げランキング 書籍カテゴリ中 393022位
オススメ度:
Book (2009-05-14)
価格:¥ 2,625(税込)
在庫あり。
カスタマーレビュー
過去買った中で、最高の伴奏CD!!
ヴァイオリンパートは初心者でも演奏可能な楽譜でありながら、
ピアノの伴奏が大変素晴らしいため、☆5つにしたかったのだが…
実は、チューニングピッチが441というのは非常にまれであることが気になったのと
(スローテンポの美しい曲…歌曲が多いので、歌の伴奏としてのイメージや、スタインウェイの音立ちのあり方をも考慮して441にしたのかもしれないと、個人的に考えた。
が、やはりクラシックヴァイオリン奏者としては便宜と耳の慣れも考慮したうえで442を望む。。。)、
ピアノ伴奏譜が付いていないこと(せめてコードは付けて欲しい)が、
惜しくも減点の要因。
それを考慮しても、この伴奏は☆5レヴェルにマトモ。
付属CDは、伴奏のみのトラックと、ピアノソロ演奏トラック(ヴァイオリンによる模範演奏ではない)による構成。
ピアノソロも素直で優しさのある美しい演奏なので、BGMとして流しておくことも全く問題ない。
ヴァイオリン向けのこうしたCD付きの楽譜は今やピンからキリまで、沢山出ているが
それが売りとしての生命線であろうと、何故か伴奏の質に関しては殆どキリしかない。
その中で相当秀でた存在。
伴奏、としてではなく、共演者と呼ぶべき趣がある。
コンサートピアニストと弾いている時特有の、相手の息遣いと、彼の個性をきちんと感じられるフレージング、又ハンブルク・スタインウェイ特有の明晰で堂々としたニュアンスかつ奏者の意図が聴き取りやすい響き、そして、それらを損なわない録音。
逆にこの手の伴奏CDによくあるインテンポ演奏ではないがゆえに、
初心者の場合は初めはコツがつかみにくいかもしれないが、
(また、プロには好き嫌いもあるかもしれないが、)
じっくりと注意して彼の音や、ペダルの余韻の作り方(消し方)などを聴けば、
ヴァイオリンにどう歌わせたいのか、この後どんなニュアンスにするつもりなのかが、はっきりとうかがえる。安心感のあるいいゆとりも有り難い。
アンサンブルの練習が不足しがちな初級から中級のヴァイオリン学習者には、
こうしたいい伴奏とのアンサンブルによって、
相手の”心音”を聴き取るという行為が、音楽のみならずあらゆる場面に向き合う上で、とても効果的な意味を持つだろう。
それは、勝手都合で弾くのではなく、冷静に音楽的に奏でる練習でもあり
これはいい共演者とでなければ練習できないことでもある。
その点、CDではあるが、この共演者と練習できるというのはとても贅沢な行為といえる。
従って、もちろん、プロにも非常に扱いやすい楽譜とCDである。(伴奏譜のない点が非常に痛いが。。。)
シンプルな作りなので、単調だと思われるソロ部は自分でアレンジしてしまうことも可能。
購入者がお金を払ってCD付きの楽譜を買う以上、今後も、対象のプロアマには関係なく(どちらにも質の高い伴奏を付けるべきである)、これくらいのレヴェルの演奏は、どの出版社も目指して欲しいものである。
尚、シリーズ化してレヴェルを落とすようなことになるのなら、してほしくはないが、是非クラシックスタンダードの選曲で続編を望みたい。
出来れば伴奏譜付き、そしてチューニングピッチを442に変更して。。。
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